「爪の縦線に悩んでいる」
「老化というほどの年齢じゃないのに縦じわができる」
という人に向けて
乾燥による爪の縦線対策と改善方法を習慣やオススメアイテムとともにご紹介します。
目次
爪の縦線(縦すじ)=老化はウソ?
いいえ、ウソではありません。老化で爪の縦線(縦すじ)ができるのは本当です。
しかし老化だけが原因ではないのです。
実際に「老化というほどの年齢じゃないのに縦線ができた」という人もいるのではないでしょうか?
ここで爪の縦線(縦すじ)ができる3大原因をご紹介します。
- 老化
- 乾燥
- 栄養不足
どうして乾燥により爪に縦線(縦すじ)ができるのか?次の項目で詳しく見ていきましょう。
なぜ?爪の縦線(縦すじ)が乾燥でもできる理由
爪の縦線(縦すじ)が乾燥でもできる理由、それは水分量が関係しています。
爪はお肌と同じく水分量があります。
お肌の水分量は化粧水や乳液などで保湿をして補っていますが、爪はどうでしょう?
爪の水分量が変化すると爪の状態も変化することが分かっているんですよ。(参考文献:爪中の水分と爪の力学的特性 (第2報))
下の画像をご覧ください。爪はケラチンという繊維状のたんぱく質(3層構造)でできています。
何もしないままだと乾燥が進み続け、水分量が減るため1番表にある層に縦線が入るのです。
「乾燥するとお肌に小じわができるように爪にも縦線(縦じわ)ができる」 と考えると分かりやすいかもしれませんね。
※参考WEB:MORE 爪の縦線が気になる人必見!原因と解消法をネイリストが解説
爪の乾燥は様々なトラブルを引き起こす
以下の4つの中でどれか1つでも当てはまるのもがあれば、ぜひ最後までお読み下さい。
- 縦線(縦すじ)
- 二枚爪
- 割れる
- 欠ける
爪の乾燥が進む習慣
ついついやりがちな爪の乾燥が進む習慣をご紹介します。
- ジェルネイルやポリッシュネイルを長年している
- お風呂上がりにハンドケア、ネイルケアをしない
- 生活習慣の乱れ(栄養不足や睡眠不足)
長年にわたりネイルを繰り返ししてきた爪は弱っていることが多いです。
何故かと言うと、ジェルネイルを剥がすときにグラインダーと呼ばれる機械で削り落としていますし、ポリッシュネイルを落とすときにも除光液で爪の乾燥は進むからです。
ネイルのお休み期間を設けたり、爪に優しいネイル(除光液不要や弱酸性)を使うなど工夫をしたいですね♪
\爪に優しい弱酸性・国産ジェルネイル/
お風呂上がりも爪が乾燥します。
例えば足のかかとも冬場は乾燥しお風呂上がりに保湿をする人もいますよね?では爪はどうでしょう?
爪の水分量は足底より少ない※ため、何もしないままだと乾燥が進む一方です。
その為かかとが乾燥でひび割れるように爪も縦線ができたり二枚爪になっていきます。
爪自身が保湿成分を出して潤うことはないので、私達がケアをしてあげる必要があるんですよ。
※参考文献:爪中の水分と爪の力学的特性 (第2報)
爪は健康のバロメーター!保湿をしながら、爪が健やかに成長するために栄養や睡眠にも気を配りたいですね♪
乾燥による爪の縦線(縦すじ)対策・ケア方法
乾燥による爪の縦線対策にオススメの3つのケア方法をご紹介します。
- ネイルケアで保湿
- おやすみシルク(絹)手袋で保湿
- 栄養を摂る
乾燥による爪の縦線(縦すじ)対策①ネイルケア
ネイルオイルで保湿をしましょう。
育爪で有名な嶋田美津恵さんも爪の縦線(縦すじ)はネイルオイルの保湿で改善する※と著書『女は爪で美人になる』でお話しをしています。
※書籍:女は爪で美人になる P56より
ネイルオイルは爪への浸透力が良く、爪の内部まで潤してくれます。
顔に保湿をするように爪にも保湿をする習慣をつけたいですね♪
ネイルオイルの塗る部位や塗る回数を【ネイルオイルの正しい塗り方】で詳しくご紹介しています。
\筆者が愛用中のネイルオイル/
筆者も愛用しているネイルオイルです。
自爪ケア専門サロンが開発した商品で爪に優しい成分(植物由来)でできています。
保湿力が持続する感じもありオススメですよ♪
乾燥による爪の縦線(縦すじ)対策②シルク(絹)手袋
爪の保湿力を高める時にオススメなのがシルク手袋です。
夜寝る前にネイルオイルで爪を保湿したらそのまま手袋をはめて寝ます。
そうすることで睡眠中に爪が保湿された状態でいられますし、ネイルオイルが寝具に付着するのを防ぎ快適に眠れるメリットもあります。
\シルク100%手袋/
オイルの後にハンドクリームも塗ると手荒れも改善されますよ♪
ただし手袋の中で雑菌が繁殖しないように通気性・吸湿性・放湿性に優れた素材を選びましょう!(綿や絹)
\スマホ対応・おやすみ保湿手袋/
乾燥による爪の縦線(縦すじ)対策③栄養
爪の縦線(縦じわ)対策にはビタミンB群、たんぱく質、亜鉛を積極的に摂ると良いでしょう。
- ビタミンB群:細胞の新陳代謝を促進、爪の健やかな成長を助ける
- たんぱく質:爪の主成分(ケラチン)はたんぱく質でできている為、丈夫な爪を育てるのに必要
- 亜鉛:皮膚や粘膜の健康維持、たんぱく質の合成を手助けする
\代表的な食品/
ビタミンB群 | 豚肉・豚レバー・かつお・サバ・ごま・アーモンド・アボカド |
たんぱく質 | 豚ロース・牛ひれ・鶏ささみ・するめ・サバ・納豆・チーズ・卵 |
亜鉛 | 牡蠣・豚レバー・牛肉赤身・カシューナッツ・油揚げ・卵 |
※参考WEB:農林水産省 食事バランスガイド早分かり
自炊が大変という人は、サプリメントやプロテインで効率良く摂取する方法もオススメですよ。
\ビタミンB群サプリメント/
\美味しいと話題のプロテイン/
\DHCの亜鉛サプリメント/
どのくらい?爪の縦線(縦すじ)が改善するまでの期間
爪の縦線が目立たなくなるまで2ヶ月~6ヶ月、綺麗に改善するまで6ヶ月~1年※ほどかかります。
※参考書籍:女は爪で美人になる
個人差はかかりますが爪が生まれ変わるまでは時間がかかるのです。
完全に治るまで時間がかかりますが、爪にとってケアは良いものです。
1度爪を大切にするケア習慣が身につき爪が綺麗になれば、その後の人生は全く違うものになるのではないでしょうか?
そしていつも目にする爪は、変化が起きても自分の目ではなかなか感じにくいものです。
いつの間にかに髪の毛が伸びていたように、気がついたら縦線(縦すじ)がなくなっていたと感じるかもしれません。
ケア開始当日と2週間に1度は写真を撮って記録を残しておくと良いでしょう。
でこぼこ縦線(縦すじ)を早く消したいなら爪磨きだけはしないで!
縦すじやでこぼこ縦線を早く消したい!と爪磨きで磨いてはいませんか?
実はこの行為は爪を弱くしているだけ!
爪の表面を削り続けているだけで、縦線を根本的に治しているわけではないのです。
爪磨きで磨けば磨くほど、爪の表面は薄くなり弱っていきます。
一時的に縦線が消えてツヤも出てくるため癖になりがちですが、1度薄くなってしまった爪が元の厚さに戻るまでは約半年もかかる※と言われているのです。
爪磨きで磨く→一時的に縦線が消える→また縦線ができる→また磨く
この負のループにハマってしまうと爪が継続的に薄くなり、割れる欠けるなどのトラブルに繋がりやすくなります。
爪を健康的に伸ばしたいなら爪磨きはやめるか、使用回数を減らすことをオススメします。
※参考書籍:女は爪で美人になる P57より
爪の縦線(縦すじ)は乾燥でもできる!老化だけが原因じゃない《まとめ》
《この記事のまとめ》
乾燥による爪の縦線(縦じわ)は保湿ケアをして改善を目指そう
- 縦線(縦じわ)の3大原因は老化・乾燥・栄養不足
- 乾燥による爪の縦線(縦筋すじ)は水分量が関係している
- 爪が乾燥する習慣を知ろう
- ネイルオイルで保湿をしよう
- ビタミンB群・たんぱく質・亜鉛を摂ろう
- 爪磨きのやり過ぎには注意
いつも目にする爪だからこそ美しくいたいですよね♪
一緒にネイルケアをがんばりましょう!お読みいただきありがとうございました。
※この記事は『乾燥による爪の縦線(縦すじ)』をセルフケアする内容を個人の経験からご紹介しています。病気による縦線(縦すじ)を治す内容ではありません。爪の病気については爪の病気-皮膚科Q&A(公益社団法人日本皮膚科学会)HPをご覧ください。