レシートで爪を磨くとピカピカになると聞いたことはありませんか?
以前はライフハックとしてテレビでも放送されていましたね。
今回はレシート爪磨きの原理や方法、注意事項を徹底解説していきます。
目次
なぜ?レシート爪磨きで爪がピカピカになる原理
なぜ爪をレシートで磨くとピカピカになるのか?
その理由はレシートの『紙』が『感熱紙』だからです。
感熱紙とは特殊な薬品で加工された紙のことで、熱が加わると色が変化する(黒くなる)特徴があります。
レシートに用いられる感熱紙は普通の紙とは違い、文字が印字されている面には細かな凹凸があるため、爪を磨くとピカピカになるのです。
いわゆるヤスリがけですね。
また、レシートで爪を磨いていくうちにレシート表面に加工されている色素と顕著剤が爪に移ります。
この色素と顕著剤がワックス効果のようになり、爪にツヤ感が出るのです。
レシート爪磨きでどのくらいピカピカになる?検証してみた!
写真を見て左側がレシート爪磨きをした爪です。
磨いていない右側の爪に比べてツヤ感があるのが分かります。
ものすごくピカピカになるというよりは、「あっ本当だ、ツヤが出てる」と少しツヤを感じた程度です。
自然なツヤ感といったところでしょうか。
レシート爪磨きのツヤはどのくらい持つ?
1日が限界のようでした。
手を洗う度にツヤ感が消えていくのを感じたので、爪に移ったレシートの色素や顕著剤が落ちていってるのかな?と思いました。
ツヤ感を数日~数週間持続させたい時はベースコートが1番良いのではないでしょうか?
ベースコートを塗った爪の写真はコチラに載せています。
レシート爪磨きのやり方
レシート爪磨きはかんたん2ステップです。
レシート爪磨きのやり方①レシートの表面(印字されている面)を使う
レシートの裏面では効果が得られないので、文字が印刷されている表面を使います。
レシート爪磨きのやり方②爪1本あたり数十回磨く
数回磨いただけではツヤが出ないので、数十回磨きます。
このとき、爪の1カ所ばかりを磨くのはNGです。
その1カ所のみを過度に削ってしまっていることになるので、爪全体を磨くようにしましょう。
時々爪の表面を確認して希望のツヤ感が出たところでやめてくださいね♪
レシート爪磨きはどんなレシートでもいいの?
基本的にツルツルしたレシートなら爪磨きができます。
スーパーやドラッグストア、コンビニでもらうレシートなら大丈夫そうですね。
レシート爪磨きで効果が出ないレシートもある
磨いても効果のないレシートもあります。
それは普通の紙に印刷されたレシートです。
手触りがツルツルしていないものは爪磨きをしても爪にツヤ感は出ません。
《感熱紙or普通紙の確認方法》
レシートにハサミやボールペンの後ろで線を引いてみましょう。
その線が黒くなったらそのレシートは感熱紙です。
レシート爪磨きの注意点
レシート磨きの注意点を3つご紹介します。デメリットもきちんと抑えましょう!
レシート爪磨きは爪に悪い?よくないって本当?
レシート爪磨きは言い換えてみれば無料でできる爪ヤスリです。
磨く度に爪の表面は薄くなっていきます。
薄くなる量がごくわずかだったとしても、爪の表面にヤスリをかけていることに変わりはありません。
爪の同じ部位ばかりを磨かない、過度に力をかけて磨かないなど気を付けたほうが良いでしょう。
レシート磨きで爪が黒くなることも
レシートに印刷されている文字の部分で爪を擦ると、爪の表面が黒くなることがあります。
レシート爪磨きをするときはレシートの余白(文字が印刷されていない白い部分)を使うと良いでしょう。
爪にトラブルがあるときは磨かない
爪にヤスリをかけているわけですので、爪にトラブルがある時は使用をやめた方がよいでしょう。
爪のトラブル
- 亀裂がある
- 割れている・割れやすい
- 欠けている・欠けやすい
- 痛みがある
また、爪の縦線隠しのためにレシート爪磨きをしている人もいるのではないでしょうか?
磨くと一時的に縦線が消えるので癖になりがちですが、根本的な解決にはなりません。
乾燥による縦線は保湿ケアにより改善が期待できます。
詳しくは【爪の縦線は乾燥でもできるって知ってた?老化だけが原因じゃない】をご覧ください。
レシート爪磨きの頻度
ツヤの持ちが長く続かないので、毎日もしくは2~3日に1度は磨く必要があります。
ただし、先ほども述べたように爪磨きにはデメリットもあります。
爪が傷んでいるとき(縦線やひび割れ、二枚爪)はやらないこと、過度な爪磨きは爪が薄くなってしまうリスクもあるということを考えて行うのが良いでしょう。
自分の爪の状態を見ながら、爪磨きをするのかしないか、どのくらいするのかを選んでみてくださいね♪
爪を健康的に美しくしたい場合は自爪ケアがオススメですよ。
【爪のお手入れかんたん2ステップ】もぜひ合わせてご覧ください。
レシート以外で爪磨きをする方法
家にある物でレシート爪磨きの代わりになるもの
- 歯みがき粉
歯みがき粉の研磨剤を用いた方法です。
ティッシュペーパーやキッチンペーパーに歯みがき粉をつけて爪を擦るとピカピカになったという人もいるようです。
しかしこの方法は残念ながらオススメできません。
歯科衛生士資格のある筆者の視点からお話します。
現在市販されている歯みがき粉の研磨剤は超微粒のものが多く、ささくれがある場合は入り込んで傷を広げる可能性があります。
爪の根元の甘皮を傷つけてしまうとそこから雑菌も入る可能性もありますので、やらない方が良いでしょう。
市販されている物で爪磨きができるもの
レシート爪磨き以外で爪がピカピカになるものをご紹介します。
- 爪磨きシート
- ベースコート
- すっぴんTSUYAKO
爪磨きシート
小林製薬の爪磨きシートは爪磨き(ヤスリ)とつや出しの2面シートになっています。
つや出しの面にはアボカドオイルが含まれており、爪の表面にツヤを与えます。
公式HPを確認すると「1週間に1度の使用をおすすめします」と記載がありました。
1枚で両手分使えるので1箱で両手4回分(約1ヶ月)の爪磨きができますね。
ベースコート
ベースコートは爪を磨くものではありませんが、塗ることで爪にツヤ感を与えることができます。
また爪に優しい成分を使っているベースコートも多く、爪の補強液としても役に立ちます。
爪が割れやすい人や自爪ケアをする人にオススメです。
筆者も自爪ケアをしているので、ダイヤモンドパワーというベースコートを塗っています♪
すっぴんネイルTUYAKO
すっぴんネイルTUYAKOは爪ヤスリ(爪の長さを整える)と爪磨き(つや出し)の役割があるガラス製のヤスリです。
公式HPによるとツヤの持ち(輝き)が4週間続くと記載がありました。
レシート爪磨きよりも何倍もツヤの持ちが良いですね。
レシート爪磨きはなぜピカピカになる?やり方や注意点《まとめ》
《この記事のまとめ》
レシート爪磨きは感熱紙の効果により爪がピカピカになる。
以上、レシート爪磨きのご紹介でした!最後までお読みいただきありがとうございました。
当ブログでは爪を健康的に美しくする方法を発信しています。気になる方はぜひ他の記事もチェックしてみてくださいね♪